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エピローグ

エピローグ

五島慶太は、郷里になにか事業を残したい、長野県全体の交通機関の統一をやりたい。 と考えていたようだ。

上田丸子電鉄(現 上田交通株式会社)に融資した際、「これからの信州は、あくまでも観光でいかなければいけない。 観光には交通の整備が重要だ。交通を会社別ではなく、統合させなければ開発が遅れてしまう。 上田丸子電鉄が中心になり統合する為の良い仕事があったら、いつでも私のところに持ってきなさい」と話したという。

しかし、当時重い病にかかっていた五島慶太は実現することができなかった。

昭和33年 青木村殿戸地区に公民館を寄付。 公民館の完成祝いに来た五島慶太は、車椅子だったので殿戸地区の若い男性数人で公民館のステージに担ぎ上げ、挨拶をしてもらった。

村人が五島慶太翁の両親の写真に焼香してくれたとき挨拶の途中で、彼は何度も涙をぬぐっていたそうだ。 この公民館は数年前に建て替えられたが、敷地には五島慶太翁の胸像が静かにたたずんでいる。


寄付で建てられた殿戸公民館

 
殿戸峠の入口にある五島慶太翁の生家にたたずむと慶太の部屋の窓から、大きな声で英語の勉強をしている声が聞こえてくるようだ。

慶太の勉強部屋

殿戸峠

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