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         青木村長 北村 政夫

      

             村長 スケジュール

 

所信表明(平成29年第4回青木村議会12月定例会にて)

 

おはようございます。
本日、平成29年第4回青木村議会12月定例会を招集いたしましたところ、全議員の皆さんにご出席をいただき、誠にありがとうございます。
日頃より皆さんには、村政の運営にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。

さて12月も中旬となり心忙しい時期となりました。今年を振り返ってみますと、

4月1日(土)、総務省はふるさと納税の返礼品の価格について、寄付額の3割までに抑えるよう全国の自治体に要請しました。これにより、当村でも強い影響を受けております。
6月2日(金)、厚生労働省の発表で、2016年に生まれた子どもの数が97万人余りと判明いたしました。100万人割れは1899年の統計調査以来初めてとの事であります。
9月25日(月)、上野動物園で誕生したジャイアントパンダのメスの赤ちゃんが『香香(シャンシャン)』と命名され、テレビでの可愛い仕草が人気となりました。
12月1日(金)、皇室会議が開催され、平成31年4月30日(火)に天皇陛下が退位され、5月1日(水)に皇太子さまが即位し新元号となることが決定しました。

さて、平成29年11月28日、内閣府発表の「月例経済報告」では、
『景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待される。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。』
としております。

次に、国の平成30年度予算編成の基本方針について、その概要を申し上げます。
国の平成30年度予算は、「経済・財政再生計画」の枠組みの下、手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組む。歳出全般にわたり、改革の取り組みを強化するとともに、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化する。

具体的には、

○ 年金・医療等に係る経費については、前年度当初予算におけるそれに相当する額に高齢化等に伴う増加額として6,300億円を加算した額の範囲内において、要求する。
○ 地方交付税交付金及び地方特例交付金の合計額については、「経済・財政再生計画」との整合性に留意しつつ、要求する。
○ 義務的経費につきましては、前年度当初予算における各経費の合計額に相当する額の範囲内において、義務的性格の根拠を明示の上、要求する。

次に平成30年度の地方財政の課題について、その概要を申し上げます。

○ 「経済財政運営と改革の基本方針2017」等への対応
  ・地方団体が、働き方改革や人材投資、子ども・子育て支援等に適切に対応するとともに、地方創生等を推進することができるよう、安定的な税財政基盤を確保。
○ 地方の一般財源総額の確保と地方財政の健全化
  ・国の取り組みと基調を合わせて、歳出の重点化・効率化に取り組むとともに、「まち・ひと・しごと創生事業費」を含め、一般財源の総額について、平成29年度地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保。
  ・地方交付税については、きわめて厳しい地方財政の現状及び現下の経済情勢等を踏まえ、本来の役割である財源調整機能と財源保障機能が適切に発揮されるよう、総額を適切に確保。
  ・地方分権推進の基盤となる地方税収を充実確保しつつ、安定的な地方税体系を構築。
○ 地方行政サービス改革の推進と財政マネジメントの強化
  ・地方行政サービス改革を推進するとともに、公共施設等の適正管理と最適配置、財政状況の「見える化」、公営企業会計の適用拡大、地方団体の財政マネジメントを強化。

さて、財務省は、地方自治体の基金残高が多くあり、国より財政が裕福であることを理由に、毎年地方交付税の減額を求めています。
特に、国の来年度予算編成では強く打ち出しており、村でも当初予算で基金を活用し、年度末に積み立てる手法も検討していかなければ、と考えております。

次に県の平成30年度当初予算編成方針について申し上げます。
長野県の財政状況は、今年度については、当初予算において基金を97億円取り崩しており、円高・株安の傾向が製造業等の収益を圧迫した結果、財源不足額は更に拡大するおそれがある。
高齢化等による社会保障関係費の増加などにより義務的経費が政策的経費を圧迫する硬直的な構造が続き、財政状況は一層厳しさを増すものと見込まれる。
一定の仮定の下で試算すると112億円の財源不足が生じる見込みとなっている。

予算編成にあたって特に重視する視点は、

○ 次期総合5か年計画の推進に向けた財源の重点配分
○ 成果が上がる事業の構築
○ 地域課題の解決と地域振興
○ 財政の健全化

次に、村の予算編成にあたっての基本方針について申し上げます。
超少子・高齢化による人口減少や経済の見通しが不透明な中ではありますが、平成30年度は第5次長期振興計画後期基本計画が始動しており、5か年計画であります「日本一住みたい村づくり」計画の、

① 子育て・健康・福祉
② 農業、工業、商業、観光・雇用
③ 教育・文化
④ 安全・安心・快適
⑤ 環境保全・生活基盤
⑥ 自治・協働・交流

の6つの分野の施策展開の実現を図ることにより、将来に目を向け、持続可能な村の発展と村民福祉の向上に資する取り組みを積極的に行ってまいります。

また、村が真に担うべき事業を「集中と選択」し、限られた財源を有効かつ合理的に活用し、より質の高い行政サービスが提供できる村政の実現を目指します。また、創意と工夫で最大の効果が得られるよう、住民の皆さんの参画をいただき、職員の英知を結集して、元気で豊かな村づくり、日本一住みたい村づくりに取り組んでまいります。
「地方創生」並びに国が30年度予算の中で重点的に推進するとしている新しい日本のための優先課題「人づくり革命」の実現に向けた人材投資や地域経済・中小企業・サービス業等への対応など、国の動きに敏感に対応できる体制を敷き、この中で村の活性化や課題解決に積極的に取り組んでまいります。国・県等からの財源確保が確実な事業を優先させてまいります。
いずれにいたしましても、青木村はもとより厳しい財政状況の中、村民の皆さんが将来に夢を持てる先々を見通した施策を、スピード感を持って、年々増える社会保障への対応を図りながら、住民の皆さんの声を良く反映して、将来を見据えた予算編成をしてまいります。

さて、先の9月定例会閉会後本日までの主な行政等の報告をさせていただきます。

9月29日(金)~30日(土)の2日間にわたり、青木中学校文化祭「第51回こまゆみ祭」が開催されました。『綺羅 ~太陽のごとく照らせ青中魂~』のテーマの如く、キラリと光った多くの場面がありました。
意見文発表では、招かれた小学生も参加し交流を深めました。
アイリスセミナーの発表やオーストラリアとの国際交流発表では、自分の意見をはっきり持ち発表する姿に、成長を実感することができました。
伝統芸能の義民太鼓、夫神ささら踊りでは、地元の皆さんの温かいご指導を受け、見事に演じ切ることができました。青木村で育ったことに誇りを持てる大人になってくれることを確信しました。

10月8日(日)、さわやかな秋晴れの下、村内で最大のイベントのひとつであります「第41回ヤンレ!いきやしょ運動会」が、運動公園総合グラウンドにおいて開催されました。
入田沢地区が、全競技において万遍なく得点を稼ぎ優勝の栄冠を勝ち取りました。入奈良本、細谷など人口の少ない地区も、老若男女、持てる力を出し切って、12地区それぞれが親睦を深め合った運動会となりました。

10月18日(水)、地方創生交付金を活用し、村の企業など官民学金と連携している青木村地域自然エネルギー研究協議会が、リフレッシュパーク青木内に建設していた小水力と太陽光を組み合わせたハイブリッド発電システム「ミライズあおき(愛称)」が完成し、ラオス人民民主共和国在日大使ヴィロード・スンダーラー閣下をお迎えしてオープニングセレモニーが行われました。
今後、商品化、量産化に向けた改良を進めていきます。

10月27日(金)、東京で「都市公園等コンクール表彰式」が行われ、ふるさと公園あおきが、特定テーマ部門で日本公園緑地協会会長賞を受賞いたしました。
隣接する道の駅あおきと一体となった人の流れの創出や防災公園としての役割のほかに、公園建設時の植栽やオープン後の花壇の管理など、住民参加型の運営も評価されました。

11月4日(土)~5日(日)、「青木村ミニ文化祭」が開催されました。
例年に違わず多くの皆さんの絵画・書道・陶芸などの力作が並び、イベントにすっかり定着した青木村吹奏楽団演奏会も文化祭を盛り上げてくれました。
また、プロの演奏家によるヴァイオリンコンサートや青木村寄席などの新しいプログラムもあり、大いに楽しませてくれました。

11月9日(木)、総務省信越情報局長が来村されました。
懇談の中で、大規模災害時における、臨時災害FM放送局の設置に関して情報をいただき、さっそく日本ケーブルテレビ連盟信越本部と、開設運用の支援に関し協定を締結いたしました。

11月11日(土)、文化会館において9年ぶりの「第15回全国義民顕彰集会IN青木村」が、村内外から60名の方の参加をいただき開催されました。
当日は、各顕彰団体の活動状況の発表後、意見交換会、堀内泰(やすし)先生による『上田藩における最初の全藩一揆である宝暦騒動』の講演等を行い盛大のうちに集会を終えることができました。
また、翌12日には、青木村義民太鼓保存会の35周年記念として「東日本復興支援 和太鼓チャリティコンサート」が開催され、出演者を含め522名の方が参加されました。

11月14日(火)、JA信州うえだ組合長との懇談会があり、大豆乾燥調整施設導入に対して補助要望がありました。
平成30年度以降は、国による米の生産調整や直接支払交付金が廃止されることから、JA信州うえだでは今後大豆栽培も生産振興することとし、村に対し大豆選粒・乾燥調整施設の拡大に伴う補助要請がありました。この件は、今議会に補正をお願いしております。

11月18日(土)~19日(日)、「青木村産業祭2017」が『発見・体験・交流』をテーマに開催されました。
今年はふるさと公園あおきの芝生広場にも会場を拡大し、タチアカネ新そばまつりも同時開催され、合計1,000食以上ものふるまいを実施しました。
また、姉妹都市締結10周年を記念し、静岡県長泉町からお茶のプレゼントの抽選会もあり、たくさんの人で賑わいました。

11月21日(火)から、例年通り、各地区の来年度予算に向けての要望を、現地を回り確認しながらお受けいたしました。
道路、河川、水路等合計217か所に関する要望があり、予算編成作業の中で検討させていただきます。

11月25日(土)、文化会館で「子育てフォーラム」が行われました。
今年は長野県の教育委員である矢島宏実(やじまひろみ)さんを講師に迎えて、子どもたちの人権擁護についてお話をお聞きしました。また小学校の金管バンドや中学2年生の合唱発表もあり、参加者が120名と盛り上がった会になりました。
年々保護者の参加も増えてきて、青木村の教育を検証する会として定着してまいりました。

11月30日(木)、地元自治会を対象とした上田地域広域連合の「資源循環型施設建設に係る説明会」が行われ、出席してまいりました。
秋和での説明会は約100名の出席をいただき、活発な意見交換を行うことができました。懸案事項でありましたが、まずは第一歩を踏み出すことができました。

12月7日(木)、「赤ちゃんにんにく新植物工場落成記念式典」が、当郷管社地区で開催されました。
芽子にんにくから『赤ちゃんにんにく』へと名称が変わり、新しい水耕栽培用ドームハウスも完成し、今後さらに青木村の6次産業であるにんにく事業が発展していくことが期待されます。

12月10日(日)、去る8月28日にご逝去された羽田孜氏のお別れの会がありました。
ミスター政治改革と呼ばれた長野県出身の元内閣総理大臣の長年にわたるご功績に心より敬意を表し、哀悼の意を持って参列してまいりました。

次に、補正予算の主なものを申し上げます。

平成29年度 一般会計補正予算(専決)について
専決処分を行いご承認いただくものは、一般会計の第3号で歳入歳出それぞれ590万円を追加し、総額を30億738万9千円とするもので、これは10月22日執行の衆議院議員総選挙に係る執行経費です。

平成29年度 一般会計補正予算(第4号)について
一般会計補正予算第4号は、歳入歳出それぞれ8千874万3千円を追加し、総額を30億9,613万2千円とするもの。

歳入の主なものは、
・国庫補助金の社会保障・税番号制度システム整備費補助金として135万9千円増
・防災・安全交付金162万5千円の減
・松林健全化推進事業等で731万2千円増
・前年度繰越金で7,919万1千円
・雑入では、8月22日に発生した水道事故断水に伴う業者補償金としての
100万9千円です。

次に歳出の主なものは、
・職員派遣負担金に365万円
・社会保障・税番号制度システム改修委託料136万円
・介護保険特別会計への操出金として、法改正に伴うシステム改修に138万2千円
・臨時福祉給付金支給事業費の確定により国庫返還金167万3千円
・保健衛生総務費積立金は、青木診療所施設等整備基金積立金として3,000万円
・大豆選粒施設導入事業補助金49万2千円
・需要に応える園芸産地育成事業補助金70万円
・松林健全化推進事業伐倒駆除に1,174万9千円
・保全松林健全化整備に328万円
・松くい虫防除薬剤処理に85万9千円
・林道補修材料費105万9千円
・商工貯蓄共済融資保証料補助金110万円
・消防法令改正に伴う横手キャンプ場消防設備修繕費用として54万7千円
・道の駅東村松国道北2号線道路改良工事と
田沢温泉バイパス道路新設工事の測量設計費用405万円
・橋梁維持費工事請負費は国庫補助交付決定が見込めないことから250万円減額としました。
・教育費では、教育指導費扶助費に平成30年度新入学児童生徒の入学援助費39万3千円
また、職員の人件費について、人事院勧告にあわせ本補正で計上させていただいております。

以上、提案しました議案のうち主な内容を説明させていただきました。
詳細につきましては、教育長並びに担当課長からご説明致しますので、ご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げて、あいさつとさせていただきます。