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村長室へようこそ

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         青木村長 北村 政夫

      

             村長 スケジュール

 

臨時村議会冒頭あいさつ

 

 おはようございます。
本日、平成31年 第1回青木村議会3月定例会を招集いたしましたところ、全議員の皆様方にご出席をいただき、誠にありがとうございます。日頃議員の皆さんには、村政の運営にご理解・ご協力をいただいておりますこと、お礼申し上げます。

 青木診療所で58年間村民の医療に携わり、村民が敬愛してやまない小川原辰雄先生が、2月5日(火)夜ご逝去されました。
先生の長年のご恩に報いるため、議会の決議をいただき、村民葬をもってお送りさせていただきました。2月17日(日)、ご葬儀の日は、千人を越えるたくさんの方にお別れをいただき、先生がいかに村民の皆さんから厚い信頼を受けていたかを改めて実感いたしました。村民の皆さんとともに、謹んで小川原辰雄先生のご冥福をお祈りしたいと思います。

 さて、今年5月に皇位継承が行われ、平成の時代が終わり、新時代へ移行することになります。
平成の31年間で、村にとって最も大きな転機となったできごとは、平成の大合併ではなかったでしょうか。約3,200あった市町村は、現在1,724となりました。結果として、私共の村はこれに与せず、自主自立の道を選択し歩んでまいりました。そのために、村民の皆さん、議会議員の皆さん、そして行政の私たちも精いっぱいの努力をしてまいりました。小さい村だからこそ、国道143号青木峠新トンネルの整備促進や道の駅あおき・ふるさと公園あおきの整備、水道5か年事業、また福祉・医療・教育等村独自の事業において、村民の皆さんの思いが早期に実現できたのではないかと考えます。合併の道を選んだ周辺の町村の皆さんからは、その選択が正しかったと賛美されております。

 最近「満州分村移民を拒否した村長」(大日方悦夫 著)という本を読みました。
そのあらすじをご紹介しますと、
『戦前、中国東北部への満州移民は「国策」として進められた。全国各地から32万人余の移民者が海を渡った。終戦時の移住者約27万人のうち約8万人は、二度と故国の土を踏むことはなかった。満州移民は、国や県が市町村に対して移民させる数を割り当てる、半ば強制的なものであったが、この「国策」を、自らの良心に基づいて拒んだ村長がいた。その人物が佐々木忠綱である。下伊那郡大下条村(現・阿南町)の村長として、満州への分村移民を迫られた佐々木は、苦渋の末、これを拒む道を選ぶ。この決断は結果として、仮に分村していたら不可避だった敗戦に伴う悲惨な犠牲から、多くの村民を救うことになった。』
この本を読みながら私は、江戸時代の義民のリーダー達を思い、そして平成の合併に与しなかった現代の青木村にオーバーラップして、胸が熱くなりました。また、この国策に、当時の青木村も積極的には参画しておりませんでした。このことを念頭に、今後も世の中の流れに身を任すことなく、自分の立ち位置をしっかり確認しながら、村政を担当して行かなければならないと思いました。

 内閣府の2月21日付月例経済報告によりますと、
「景気は、緩やかに回復している。先行きについては、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」とのことであります。

 青木村の今年度の出生数は、2月8日現在17人で、今後出産予定の方を含めますと20~22人となり、昨年度の22人とほぼ同人数となります。また、第3子以降の出産をされる方は、一昨年度は0人でしたが、昨年度は6人、本年も5人と、喜ばしい状況が続いております。子は村の宝であるとの信念のもと、今後も出産祝金、保育料の軽減など子育て支援策を積極的に進めてまいります。

 続いて、先の12月定例議会閉会後から本日までの主な行政報告をさせていただきます。

 1月2日(水)、「青木村成人式」が行われました。今年成人になられた方は、男性17人、女性20人の計37名でありました。恩師やクラスメートとの久しぶりの再会を喜び、落ち着いた和やかな雰囲気の中での式典となりました。新成人の代表から、家族や青木村の教育への感謝とともに、新たな決意が述べられました。また祝賀会では、「村に帰って地域に貢献したい。」など頼もしい言葉を聞くことができました。

 1月13日(日)、新春恒例の「青木村消防団出初式」が盛大かつ厳粛に挙行されました。女性消防団員と小学生によるあおきっ子消防応援団も参加しての行進・観閲・式典が行われ、伝統ある青木村消防団の益々の発展を誓いました。

 1月18日(金)、五島慶太翁のご縁により、「東京都市大学との包括連携協定」を締結させていただきました。本協定により、地域の産業、環境保全並びに人材育成等のため、産業振興、地域づくり等の分野において相互に協力することになりました。

 1月27日(日)、東京都市大学の角田光男氏を講師に、『青木村の偉人 五島慶太翁の軌跡を振り返る』と題して、「誇らしきわが郷土再発見事業記念講演会」が青木村文化会館で開催されました。実業家としてのみならず教育者としても、そのスケールの大きさに感銘を受けました。村外の方も含めて予想以上の大勢の方にご参加いただき、翁に対する関心の高さを感じました。また、参加者の中に松本市にお住いの元東京都市大学教授の方から、翁は、これからは原子力の平和利用の時代だと言って、大学は昭和35年、他に先駆けて原子力研究所を開設し、米国から教育研究用小型原子炉を購入し設置したというお話を伺いました。初めて知る翁の一面でありました。

 2月3日(土)、26回目の「青木村大節分祭」を盛大に行うことができました。どんぶりの会などを中心とする実行委員会の皆さんには、感謝を申し上げます。毎年、子供さん達には大変喜んでいただいております。

 2月4日(月)、3年目となった「青木村青年農業者グループ『若人の会』座談会・懇談会に出席し、皆さんの悩みや自慢話など伺うとともに、関係する村の状況をお話しし、激励をしました。約30人のメンバーは、月1回の定例会を通して仲間づくりや情報交換を行っているとのことで、今後益々元気で活躍してくれることを期待しています。

 2月9日(土)、東京急行電鉄株式会社社長 髙橋和夫氏をお迎えして、「五島慶太翁生誕の地大型看板完成式典」を挙行いたしました。これを契機に、東急さんと深いご交誼をいただけますようお願いをしました。大型看板に書かれているように『未来を見据え、都市を拓き、人を育てた』翁の顕彰活動をしっかりする中で、子ども達が大きな夢や希望を持つきっかけになってほしいと思いました。

 2月24日(日)から3月1日(金)にかけて、青木村地域自然エネルギー研究協議会の皆さんと「ミライズあおき設置セレモニー」に出席するため、ラオス国シェンクワン県を訪問してまいりました。2月26日(火)は、ビエンチャンで在ラオス日本大使館、JICAラオス事務所を訪問した後、シェンクアンに移動し、県庁でセレモニーの打ち合わせや現地確認を行いました。翌27日(水)、設置地のクワイオ村集会所へ移動してミライズあおきの完成式典を行い、現地の皆さんには大変喜んでいただきました。このエネルギー供給システムが、国の援助を得て民間の力でさらに発展することを期待しております。

 3月3日(日)、「宝暦義民祭」に出席してまいりました。1761年の宝暦騒動から258年を経てなお、義民の徳を偲ぶ地元の皆さんの高邁な精神に感動しました。

 3月5日(火)、長野県消防防災航空隊殉職者二周年追悼式に出席してきました。県消防防災ヘリコプター「アルプス」の事故から二年を迎えました。身命を賭して数多くの人命を救い、山林火災から県土を守ってきた消防防災航空隊員の功績を偲び、二度と事故を起こさない誓いをしてまいりました。

 以上、主な行政報告をさせていただきました。

 さて、次に今年度の主な事業の進捗状況について申し上げます。

総務企画課関係

  • 役場庁舎空調設備改修設計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • 役場庁舎電話設備機器等の更新・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • 地域おこし協力隊の新規採用者報償・・・・・・・・・・・・・1名採用
  • 防犯灯新規設置工事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • Jアラート機器更新・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90%
  • 消防団員出動手当・・・・・・・・・・・・・・・・・・・年度末に支給
  • 地方創生プロジェクト推進交付金採択2事業・・・・・・・・・・・達成
    (①自然エネルギーシステム開発と②タチアカネ蕎麦推進)

税務会計課関係

  • 固定資産台帳等基礎資料整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成

住民福祉課関係

 健康寿命延伸プロジェクトの取り組みとして

  • 健康寿命延伸計画アンケート調査・・・・・・・・・・・・・・・・達成

建設農林課関係

  • 農業支援センターミニバックホーの購入・・・・・・・・・・・・・達成
  • 農業次世代人材投資事業補助金・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • 村道村松国道北2号線の道路改良工事・・・・・・・・・・・・・・繰越
  • 田沢温泉バイパス道路新設工事・・・・・・・・・・・・・・・・・繰越
  • 中村区向山2号橋、下奈区滝山1号橋橋梁修繕工事・・・・・・・・達成

商工観光移住課関係

  • 民間賃貸住宅家賃補助事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • 五島慶太翁顕彰事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成

教育委員会関係

  • 小中学校施設空調設備設置工事・・・・・・・・・・・・・・・・・繰越
  • 小学校給食調理室ガス炊飯器の交換工事・・・・・・・・・・・・・達成
  • 中学校ICT教育設備整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • 遠距離児童生徒の通学援助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・達成
  • 保育所給食調理室の回転釜交換工事・・・・・・・3月(春休み)に交換

 一般会計補正予算(第5号)専決について申し上げます。

 名誉村民であった小川原辰雄先生のご逝去に伴い、村民葬としてお別れをさせていただきました。その費用について、歳入歳出それぞれ285万2千円を追加し、総額を29億2,084万8千円とする専決(地方自治法第179条の規定)をさせていただきました。

 平成30年度一般会計補正予算(第6号)について、主なものを説明します。

 一般会計補正予算第6号は、歳入歳出それぞれ2,291万6千円を追加し、総額を29億4,376万4千円とするもの。

●歳入の主なもの

総務企画課関係

  • 寄附金一般寄附金 2社・1名の方から五島慶太翁顕彰事業等に60万円
  • 総務管理費寄附金 1千万円
    (義民太鼓保存会が埼玉県内のショッピングセンターで定期公演会を開催しており、その主催者である株式会社ピーアンドディコンサルティング【さいたま市大宮区】から「義民太鼓保存会こまゆみ会」の子どもたちの育成と国際交流を通じて海外への視野を広げるきっかけにしていただきたい」と申出がありご寄附いただいたものです)

建設農林課関係

  • 社会資本整備総合交付金事業(国道北2号線改良工事)
    国の内示が見込より減のため・・・・・・・・・・・・・△814万7千円減

●歳出の主なもの

総務企画課関係

  • 財産管理費 リフレッシュパークみやぶちの修繕・・・・・・・154万円
  • 役場庁舎空調設備修繕・・・・・・・・・・・・・・・・・ 179万8千円
  • 義民太鼓保存会こまゆみ会国際交流事業補助金・・・・・・・・1千万円

住民福祉課関係

  • 老人福祉費くつろぎの湯燃料費が灯油の高騰のため・・・・・・252万円

建設農林課関係

  • 社会資本整備交付金事業 村道国道北2号線道路改良工事費・・200万円

教育委員会関係

  • 児童福祉費保育所費賃金 未満児、アレルギー給食対応職員・・405万円
  • 小学校費工事請負費プロジェクター型電子黒板設置工事・・ 152万7千円
  • 小中学校空調設備設置工事費について、第3号補正予算で議決いただきましたが、関係機関との協議により 教育総務費 学校施設環境改善事業費に事業費を振り替えました。

 さて、今議会では平成31年度予算を審議いただくことになっています。

 第5次青木村長期振興計画後期基本計画の3年目となります。地方創生総合戦略とあわせ「日本一住みたい村づくり」実現に向けて4つの重点推進プロジェクトと6つの施策分野の目標達成に向けて更なる事業を展開していきます。

 国道143号青木峠新トンネルにつきまして、31年度は県からルートの発表があるものと期待しております。この事業の促進のため、村では残土捨場の選定について県に協力し、まず候補地の選定を行ってまいります。

 次に、誇らしきわが郷土再発見「五島慶太翁顕彰プロジェクト」の一環として、『五島慶太未来創造館(仮称)』を建設いたします。子ども達にはこの館を通して、翁の苦難に満ちた人生から多くを学び、目標としていただきたいと思います。翁の関係する企業や団体など、多くの方が青木村を訪れてくれることを期待したいと思います。この財源は、国の補助や民間からの支援をいただき、なるべく村の一般財源は使わないで実施したいと考えております。

 「障がい児教育早期支援施設」を誘致します。青木村のインクルーシブ教育を支える早期支援は、上田市にある児童発達支援センターと連携して行っていたところですが、最近は上田市の対象児童の増加により、青木村の子どもが受け入れてもらいにくくなってきたことから、民間のNPO法人による村内運営を実施していきます。

 県内でのインフルエンザ感染者数は2005年以降最多となりました。学校や保育園などで学級閉鎖が拡大し、医療機関や高齢者施設でも集団感染が多く発生し、高齢者や小学生の死亡者も出るなど猛威を振るいました。罹患すると重症化しやすい0~3歳児及び高校受験期の中学3年生の予防接種代を補助します。

 村の活性化や雇用の促進につながる工業団地造成事業のため、まず候補地の埋蔵文化財の調査に着手いたします。

 当村では松くい虫対策に長年苦慮しておりますが、これに強い松くい虫耐性マツの苗木を植樹し、実証実験をしてまいります。

 歳出の主な新規事業等につきましては、

総務企画課関係

  1. 指定避難所冷房設備設置工事・・・・・・・・・・・・・・・・・ 324万円
  2. 住宅用太陽光発電設備導入補助金の拡充【蓄電池設備にも補助】・・80万円
  3. エネルギーサービスプロバイダー委託料・・・・・・・・・・ ・52万8千円
  4. 消防団出動手当の拡充 @500→@1,000・・・・・・・・・・・・ 45万円

税務会計課関係

  1. 評価替えに伴う標準宅地鑑定評価委託料・・・・・・・・・185万1千円
  2. 地方税共通納税システム導入費用・・・・・・・・・・・・126万4千円

建設農林課関係

  1. 農地利用状況調査支援システム・・・・・・・・・・・・・259万2千円
  2. 上小森林祭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118万8千円
  3. 新規就農者支援体制整備事業・・・・・・・・・・・・・・  77万9千円

住民福祉課関係

  1. インフルエンザ予防接種補助事業・・・・・・・・・・・・  28万8千円
  2. 妊娠出産包括支援業務委託料・・・・・・・・・・・・・・  19万7千円
  3. 出生児世帯おむつごみ補助事業・・・・・・・・・・・・・・ 4万3千円
  4. 日常生活圏域高齢者ニーズ調査・・・・・・・・・・・・・137万5千円
  5. 第4次男女共同参画計画策定・・・・・・・・・・・・・・  19万6千円

教育委員会関係

  1. 小学校ICT事業更新(サーバー、VOD)・・・・・・・・・537万1千円
  2. 埋蔵文化財試掘調査委託料・・・・・・・・・・・・・・・194万4千円
  3. 図書館システム更新事業・・・・・・・・・・・・・・・・188万1千円
  4. 児童センター空調設備設置工事・・・・・・・・・・・・・  18万1千円

総務企画課 商工観光移住課

 五島慶太翁顕彰運動を進めます

  1. 五島慶太未来創造館(仮称)建設工事・・・・・・・・・1億6,600万円
    ◆財源として
    • 地方創生拠点整備交付金・・・・・・・・8,300万円
    • 企業版ふるさと応援寄附金・・・・・・・8,300万円
  2. 五島慶太翁顕彰イベント・・・・・・・・・・・・・・・・・  280万円
    ◆財源として
    • クラウドファンディング寄附金・・・・・280万円

教育委員会 住民福祉課

 家庭-教育-福祉の連携プロジェクト

  1. 障害児早期支援事業(通所施設の開設)施設改修・・・・・・・・216万円
  2. 障害児早期支援事業運営費補助・・・・・・・・・・・・・・・・400万円

特別事業会計

 国民健康保険事業は、昨年4月から県と共同保険者となり新制度がスタートしました。財政運営主体が県に移行しましたが、保険料率の決定、賦課徴収、給付等の事務は、引き続き村で行っています。

 簡易水道事業、特定環境保全公共下水道事業は、維持管理費などの運営経費に加え2020年からの公営企業会計の導入に向けて資産台帳の整備やシステム導入を行う費用を見込みました。また、簡易水道事業は、夫神区にある夫神減圧槽の老朽化に伴う改修工事と渇水対策として臼川ダムの水位計設置工事を計上しました。

 以上、提案しました議案のうち主な内容を説明させていただきました。

 

 単年度の予算・会計制度で歳入・歳出が整理されるというメリットはありますが、事業の面から見ると全体の流れが把握しにくく、事業のスクラップ&ビルドもしにくいのですが、今回の予算編成の中で各担当とはそのような課題を前提に、編成作業をしてまいりました。

 日本一少ない職員数、また限られた予算を有効に活かすべく、国からの補助を上手に受け、民間の力を活用させていただき、住民の皆さんの声を反映し、また将来を見据えつつ、職員の英知を結集した編成ができたと考えております。引き続き行財政改革を推進して、効率的で安定的な行財政運営に努めてまいります。

 詳細につきましては、教育長並びに担当課長からご説明致しますので、ご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げてあいさつとさせていただきます。